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犬・犬・犬(ドッグ・ドッグ・ドッグ)

トレードの心理学の類の本や、話を書いてるものはたくさんあるので、
猫レオはリアルで体験してる話を書きたいと思います。

タイトルにもある『犬・犬・犬(ドッグ・ドッグ・ドッグ) 』という漫画があります。
芥川賞をとった花村萬月という人が原作で、 さそう あきらという漫画家が
絵を描いています。

inu.jpg

なんというか、すごい文学性の強い漫画だなと思います。
絵柄が淡々としてるので、迫力があるというわけではないのですが、
物語の展開が毒々しい。

マヒケンと呼ばれる感情がマヒした主人公を中心に、社会の底辺であがく
さまざまな人間たちが出てきます。

細かい話は端折りますが。

こんな話があります。
ある男がヤクザの組長を殺害しようとして失敗
組員にとっつかまって、地下室の椅子に縛られた状態で
監禁されてしまいます。主人公のマヒケンがその男を拷問します。

えらくひどいことするのですが、拷問される男は
どういうわけか、途中から悟りきった様な表情で何をされても、
聖人君子の様な晴れやかな顔になっていくのです。

不思議がる組員に
組長がその彼の状態を説明します。

人間という奴は覚悟を決めてしまうと、脳内物質かなんかの影響で
痛みや恐怖という奴が消える。
特に死を前にすると、そういう聖人君子の状態になるのだ…とか。

そして、組長は、その拷問をされてボロボロになった男に
やさしくいいます。

「もう、いいよ、よくがんばった、お前の命だけは助けてやる。」

椅子に縛られてる男は我に返り瞬間ハッとして、自分が助かると聞くと
安堵感いっぱいの顔をして感情があらわに、
涙を流しながら組長にお礼を言います。

「ありがとうございます、ありがとうございます」

その後がちょっとショック・・・・

組長がその男に、

「なんてな・・・・・誰がお前を助けるか(笑」

みたいなことを言うんですよね。
とたんに、さっきまで聖人のように悟りきった状態の男が突然、
青ざめてガクガク震えてくる・・・

組長いわく

悟りきった奴をやっても面白くないので、一度助けるとの
安堵感を与え、恐怖を感じる下地を作ってやるとかナントか・・・

この漫画、ほかにもいろいろ怖い場面あるのですが、
猫レオは、このシーンが一番怖い場面だと思ってます。

原作者は人間の感情に対する感性や洞察、経験がとても深いのだなと
さすが文学作家だなと思いましたが。


ちょっと怖い話を書いてしまいましたが、

なんかトレードの心理と似てるんですよね。


ポジションを取る。
含み損になる。
あるいはドローダウンがどんどん更新されていく。
最初は苦痛です。
資産が目減りするのは肉体に及ぼす苦痛に匹敵します。

だけど、ある時期から、悟ったような感情になって
ルールの範囲であれば、それをやり過ごそうとします。
過去の最大ドローダウンを更新しない限りは、腹を括ります。

ところが、一時的に戻すとします。
・・・うれしくなりますよね。

すごくうれしくなって、あああ、助かったみたいな。

ところが、またポジションと逆方向へ動き出して含み損が増えていく。

一度、助かったという安堵感が生まれると、再び恐怖感が生々しく
襲ってくる。


猫レオが思うに、トレードの心理という奴は、
負けたときよりも、むしろ勝ったりしてるとき、の方に罠がある。

勝ったり儲かったりしても、喜んではいけない。

そちらの方が重要な気がします。

トレードは続けていく限り、どうせ、失います。
すぐれたルールでも、勝率5割強。
プロフィットファクター2.0以上でも
最大ドローダウンで累積利益の2/3ぐらいが吹っ飛ぶことはありえる

すべてじゃないにしろ、利益は必ず何割か失います。
三歩歩いて二歩下がるです。

二歩下がってるときよりも、三歩進んだ状態のときこそ
淡々とやらなければいけないと思います。


でなければ、恐怖に打ち負けて良からぬ売買をしてしまうかも
知れないからです。

恐怖作家のS.キング風にいうならば、

トレードの恐怖は利益の後にやってくる



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